糖分OL発、✈FIRE往き

ドケチ引き籠りOLの貯金録3 アラフォー毒女、相続・男ナシ。自力でFIREする。働きたくないでござる。

ドケチ引き籠りOLが詐欺に引っかかった話

私が詐欺に引っかかった話をしよう。
 
こんなブログを延々と書いていて、金融リテラシーの高い部類と思われる読者さんもいるかもしれませんが、私もバカな詐欺に引っかかった黒歴史がございます。
恥を晒すようで気は進みませんが、私の反省文が誰かの参考になるかもしれないならと思い、振り返って書いてみます。ご笑覧ください。
 
 
あれは2016年頃の話じゃったー。 
私はまだガラケーを使っておったんじゃー。

少しスマホなるものが気になりだした頃で、
ある日の夜仕事から帰って家で夕食も済ませ、パソコンをいじっていたらウェブサイトのポップアップ画面にスマホプレゼントの画面が出てきました。
2、3の簡単なクイズのあと、スマホをプレゼントすると言う内容が出てきたのです。
 
簡単なクイズは Google の創業者は誰かなど少しググればすぐにわかる内容で、
私はちょっとスマホが欲しいなあという気持ちがむくむくと湧き上がってそのクイズに答えてページを進みました。
その後めでたくサムスンの Galaxy 大プレゼントするという画面に映り、
宛先が必要ということで住所や電話番号を入力しました。
次のページではクレジットカード番号を要求され、えっ!と思ったものの、
英語表記の説明文をざっと読んで本人確認のためだのなんだが書き連ねてあって、
自分は英語が使えるからさくさくっと読んで軽い気持ちでクレジットカード番号を入力してしまい1ユーロ決済されてしまいました。
この時点でも1ユーロ程度ならまいっかとスマホの価格に比べれば
大したことないとルンルン気分でお風呂に入りました。
 
しかしお風呂の中で頭が冷静になってきて、いや何だかおかしいぞと思い、
お風呂上がりにすぐさま同様の事例がないかネット検索しました。
ると、これはプレゼント詐欺だと多くの人が言っていて愕然としました。
 
決済後の画面を見直すとなぜかヨーロッパのお料理レシピ本をサブスクする内容になっていて、
そのサブスクする料金が3ヶ月で日本円にして10万円ほどかかる
つまりスマホを自分で難なく買えるような値段だったのです。
 
これはいよいよ騙されてしまったとここではっきり自覚しだけれど
クレカのコールセンターも営業時間終わっていたから取りあえずグースカ寝て、
次の朝会社に行き、仕事時間の合間に(9時台)決済に使ったエポスカードのコールセンターに電話して詐欺に引っかかったかもしれない旨を説明しました。
担当のオペレーターは調査しますと答えて電話を切りました。
その後は普通に仕事をしましたが午後2時頃にエポスから電話がかかってきて、
調査したところやはり詐欺の可能性が大きいので、
速やかにカードを作り直すように進言されました。
しかし既に決済してしまった部分については調査に時間がかかってしまうため
諦めてほしいとの旨をやんわり言われました。 
 
私は仕事柄、欧州の業者とコンタクトするので分かるのですが、
普通ヨーロッパとやり取りするなら時差があるので丸1日は最低かかります。
しかしエポスは半日も経たないうちに詐欺だと判断して電話を返してきたのです。
おいエポス調査してないだろ!!と思いました。
 
しかし、確かにたった1ユーロのために、
時間をかけてスタッフが対応するのは非効率だとも理解できます。
アルバイトでも1日8000円から1万円程度かかるのが日本の給料です。
まして英語でヨーロッパとやり取りするようなスキルならもっと高いコストがかかるでしょう。
おそらくわざわざ調査して詐欺の犯人から1ユーロぽっちを取り戻して、
しかもカード会社の稼ぎでもある決済手数料を返上するのはコスパが悪いとエポスは判断したのでしょう。
私もその辺は理解できますので、この1ユーロは高い授業料を払ったと思って諦めることにしました
 
その後の土日2有楽町の丸井のエポスカードカウンターに行ってカードを再発行してもらいました。この時手数料がかかったかどうか正直もう覚えていません。
 
この詐欺被害で失ったもの
①170円程度
(決済した1ユーロ)当時クレカ明細見たらおおよそ160円か170円だったと記憶している。1ユーロにしては高いので決済手数料込みかな?
②3000円弱
エポスカードのコールセンターに電話した電話代。
翌月の請求書で確認したら3000円にもなってました。
私はめったに電話使わないのでその頃はだいたい毎月のガラケー料金が1200円程度だったのにこの3000円は痛いです。
③カード再発行手数料500円だったか1000円だったか?かかったかもしれないかからなかったかもしれない、もう記憶にありません。
調べたりアタフタして慌てたり電話したりカード再発行に赴いたりした私の時間プライスレス。
 
時系列で詐欺に引っかかる原因や油断したポイントを振り返ります
まず私自身にスマホが欲しいなあという欲望があったこと、
 
ポップアップ画面が出てきた時点で、普通の企業も懸賞やプレゼント企画やってるからこれも本物だと安易に思ったこと。
自分にとって都合のいいことを真実だと思い込みました。
 
簡単なクイズを操作したことにより詐欺に合うプロセスに自ら入ってしまった。自分で操作してしまうと、途中で引き返すのには強い意志が必要です。
心理的矛盾は気持ち悪いです。
この時点から引っかかっていたわけですな
 
クレカで1ユーロ決済する時点でスマホの代金と比べて小さな金額だと判断してしまった。
高いタワマンを契約してしまうと数百万のオプションが安く見えてしまうあの心理。
 
ちょうどこの半月ほど前仕事の参考に自腹で払っていた海外メディアの年間購読料を楽天カードで引き落とされたものの、更新の知らせを受け取ってないと英語でクレームメールを入れて決済をキャンセルさせたことがありました。
なので万が一トラブルになっても英語で交渉すればなんとかなるという妙な自信がありました。自分の能力を過信していたわけです。
しかし私が決済をキャンセルさせたのはまともな企業であり、詐欺犯罪を行うような悪人に通用するとはとても思えません。
交渉したところで口八丁手八丁で丸め込まれて被害が拡大するだけです。
もしかしたら3ヵ月してはよGalaxy送れよとキレ散らかしたら送ってくるかもしれないが、その間もGalaxy買える金額をクレカ引き落としされつづけているわけで、
そもそもまともじゃない悪人に契約履行や道徳など期待するだけ無駄です。
 
幸い、早い段階でこれはおかしいぞと自分で気づくことができたので、
被害の拡大を防ぐことができました。
この一件から、たとえ普段金銭的なことや損得勘定に敏感な自分であっても欲望や油断によっては詐欺被害に遭う可能性があると強く認識しましたね。
 
私は自分が詐欺被害に遭った経験を通しても、詐欺師が100%悪いとは思いません。
騙された方にも付け入る隙があったから被害が発生すると考えています。
自分の欲求欲望と詐欺師の巧みな口上が偶然にも一致した場合に、
高い確率で被害に遭ってしまうと思います。
 
詐欺被害を防ぐには、「うまい話はこの世にはない」や「タダほど怖いものはない」などの一般的な常識は当然として、
その時々の自分自身の欲望願望がどこにあるのかを普段から自覚しておくことが大事だと思います。
また、とりあえずググって調べるのを習慣づけましょう。
私だってググれば引っかからなかったなぁと後悔しています。
 
ただしネットには犯人グループによる自演自作が蔓延していることも認識しましょう。
主にヤフー知恵袋や個人ブログ。同じ時期に大量に出るものは自演自作の可能性が高い。
ググって調べたつもりが先回りした犯人グループの罠に二重に引っかかってしまいかえって確信を持って大金を振り込んでしまう。
 
被害防止には信頼できる第三者に相談ってよく啓蒙されるけど
そもそも「信頼できる第三者」を見極めるのも難しいですからねぇ。
ちょうどFラン大学就職チャンネルがタイムリーな動画をアップしてくれたので載せます。
本音くんシリーズ大好き❤
 
ああこの人詐欺に引っかかってんなぁって思っても、
それを指摘するとバカにされたと思って逆上する人もいますから、
振り込め詐欺でも止めようとするコンビニ店員や銀行員を振り切って振り込むジジババいるでしょ。
よほど大事に思ってる相手じゃないと放置しがちなのよ。
 
あと、頭弱い人ほど、疑っても犯人グループに真実かどうかと確かめようとしますね。犯人グループが自ら「はい、詐欺です」って言うわけないのに。
今のエクシア信者がそんな感じwww
クソ株投資しておいてIRの回答を真に受ける人も投資向いてないよ。
 
信用できる第三者として、金融関係者を思い浮かぶ人も多いかもしれませんが、
関係ありません。
つい最近、私の会社で早期退職した50代男性がどうやら起業系詐欺に割増退職金数千万もだまし取られて泣く泣く再就職したとの噂を聞きました。
金融のベテランは経営系の詐欺話に騙される。
金融の経歴とか知識とか関係ないんですよ。
自分が詳しくない分野なら誰だって引っかかりやすい。
 
そして何かの詐欺被害で大金を失った後には、
その損失を取り戻してあげますよという偽弁護士や偽集団訴訟の2次被害に警戒しなければいけません。よくある話です。
 
藁にもすがる思いでいる人はカモになりやすい。
自分が苦境に陥っている、自分が弱っている、その状況を客観的に認識して、
今の自分なら、どのような詐欺なら飛びついてしまうかもしれないと事前に(平時に!)色々想像を巡らすことが大事だと思います。
どんな話が来ようとビタ一文出さない!と決意することです。
完全成功報酬の後払いなら聞いてやらんこともない態度で臨むことです。
 
テレビや新聞、ネットなどのニュース報道で頻繁に投資詐欺や振り込め詐欺の被害が報道されますが、こんなのに引っかかるなんてバカ?
などと思えるのは冷静な判断できる状況にいる人です。
他人事と思わずに、もし自分ならどこで気づくか、
どう予防するか普段から考えを巡らすことが大事です。
 
私が中学生ぐらいだった頃、父親が海外出張をして一週間ほど家にいない時がありました。私と母ふたりで過ごしたわけですがタイミング悪く家に利用料未払えのハガキが来たことがあります。
我が家ではこのような請求詐欺は初めてで、今のように何でもインターネットで調べられる時代でもなかったので、母娘ともとても不安な気持ちになって電話してしまいそうになりました。
幸い貧乏すぎて一家3人とも何らかの有料サービスを利用するわけがない家庭だったので、母親が市役所でやっている法律の無料相談にハガキを持って行き相談したところ、それは恐らく詐欺です相手する必要ありませんと言ってもらったから事なきをえましたが、怪しいと思いつつものすごく不安でした。
普段いるとウザい父親でも防犯の観点からは必要な存在だったと思います。
 
日本は詐欺犯罪に対する刑罰は軽いという現実があります。
TKO木本の投資詐欺は自業自得な部分も多分にありそうだけど、
最近メディアを騒がせている、仮想通貨の投資詐欺にひっかかった22歳の女子大生がサラ金で150万借りて自殺した件も、
犯人7人はすでにシャバにいるそうじゃないですか!
詐欺の犯人どもは多少拘留されて例え逮捕起訴されても数年で出てきます。
顔や名前を変えて何度でも再犯します。
法人は行政処分業務停止処分を受けても廃業してまた違う法人を次々に立てます。 
 
なぜこんなになぜ日本はこんなにも詐欺犯罪に甘いのか
もはや自民党政権は詐欺師の片棒を担いでいるのではないかとさえ私は思っています。
ここ1、2ヶ月で明るみになった統一教会の問題など、
いくら日本人が勤勉に働きお金を稼いでも統一教会は楽々とそれを吸い上げて数百億規模で韓国に送金しているじゃありませんか。
行政や司法、警察にもヤツラの支配が侵食していて、
普通の日本国民のために働いてはくれません。
しかし私は行政司法警察の在り方に文句を言うのは無駄だと思います。
改善には長い時間がかかりますしお金も労力もかかるでしょう。
エポスはコスパ悪いから犯罪被害は野放しです。
ですから庶民ができることは、とにかく自衛することです。
被害に合わない怪しい話に耳をかけない傾けない。それに尽きます。
一番手っ取り早くて精神的にも経済的にも負担がかからないからです。
 
私もTwitter に入り浸っていてツイ廃になっていますが
フォロー&リツイートで応募するタイプの懸賞は企業公式アカでしかやりません。
どこの馬の骨ともわからぬやつが現金配ります系でフォロワーを集めているアカウントが多いですが、ハッキリ言って100%カモリストを作るためでしょう。
現金当たりました!感謝してます!的なツイしてるヤツは共犯者です。
一度リストにされてしまうと手を変え品を変え色んな勧誘が来るでしょう。
1000人に1人でも、数百種類の儲け話の1つでも引っかかればそれでいいから。
 
前に副業の記事でも書いたけど、今の日本は時給1000円程度の軽作業でも、
学生や主婦や薄給会社員や退職老人が瞬時に集まるほど競争率が高くなってしまっています。
時給1000円を超えるような稼げるアイディアを持つ者なら、
一番おいしいノウハウを秘匿したままで、単純作業部分を
時給1000円程度でアウトソースするのが一番効率よく稼げます。
副業の話するとまた長くなるからもうまとめますが、
 
詐欺は立証もしづらい犯罪だし被害回復するにもものすごい体力と気力が必要なので、
・まず引っかからないように用心する。
・とにかく調べる(調べきれないことも覚悟する)
・怪しいと思ったらすぐ引き返す
・大金は入れない、出すなら上限を決める(総資産を分散する)
 
今自分が不安に思っていること、不満を持っていること、
欲望やコンプレックスがあるところは何ですか?
自分と対話して自問自答して、私はこのジャンルの営業トーク
弱いんだと自覚して自衛しましょう。
 
ちなみに私は先週ドル円が145まで上昇した際に、
ショートポジションをロスカットして400万円ほど失いました。
このような状況下では、どうにか損失を取り戻すそう早く取り戻そう
気が焦ってしまうと自分で自覚しています。
急いで損失を取り戻そうとするあまり、怪しい FX情報商材
DMで勧誘してくる先出しサロンなどに手を出すときっと痛い目に遭うでしょう。
だからあくまで自力であがきます。
家にあるFX本を読み、Excelで検証し、明日からの怒涛相場に臨みます。