糖分OL発、✈FIRE往き

ドケチ引き籠りOLの貯金録3 アラフォー毒女、相続・男ナシ。自力でFIREする。働きたくないでござる。

保険の話。

保険についてダラダラ書いていく。

あくまで私の場合の話なので異論および保険相談は受け付けない。


要約2行
・相互扶助の仕組みは良い。
・しかし寄生する輩(とくに大手保険会社)が気に入らない。

 

前半は今は亡きyaplogで書いた私が入院手術した話をリライトです。
覚えている人は読み飛ばしてください。
スキップ機能とか付け方わかんないっすサーセン

 

10年近く前なので、記憶が定かではないところがあります。
参考にしたい人は最新の制度を調べて自分の状況に活かしてください。
保険適用の医薬品や治療法って年々増えていると思うので。

 

◆26歳の時、卵巣嚢腫で入院手術しました。

職場の健康保険組合から行けと毎年言われて渋々行っていた婦人科(子宮頸がん&乳がん)検診で、前の年に行ったクリニックとは別のクリニックに行った時に、担当になったベテランのおばちゃん先生が触診で「ん?」みたいな感じで気付き、
超音波検査もしたところ、もう一回来なさいと言われ、
後日診察してもらっとところ(初診料別に5千円かかった)
こぶし大の嚢腫が出来ていると診断された。

手術して除去するしかない、ご両親と話しなさい。

とか言われ目の前が真っ暗になりました。
それまで入院とか手術とかと無縁の健康人生を送っていたので、

1週間ほどかなりショックを受けました。
死ぬ?私死ぬ?ヒィイイイィイィィィと大げさに思ってた。

しかし一度死ぬか~まで考えれば、それが最悪なのだからかえって落ち着いて、
不安な事や調べることやしなきゃいけないことをどんどん紙に書いてリストアップし、
症例や手術のリスクや後遺症や再発の確率うんぬんをネットでひたすらググりました。

 

ネットでググっている間に高額療養費制度のことを知り、
入院前に職場の健康保険組合に申請して限度額適用認定証を発行してもらった。

入院に必要なタオルの山、替えのパジャマ、入院中に読む本とか準備した。
地味によく覚えているのが、100均で蓋付きのプラスティックのマグカップを買った。
なんせ家にある食器はほとんどバザーで買った安物や拾い物の類だったから、新品で買うのがとても新鮮だった。

入院前には万が一に備えて身辺整理として保有していた投資信託を全部売却し、
当時FXやってたかよく覚えてないがやってたとしても少額だと思うけどきっと精算したはず。
銀行や証券口座やクレジットカードなどをExcelにリストアップして、
簡易のいわゆるエンディングノートのようなファイルを作った。
残念ながらそれらが入っていたPCがクラッシュしたのでもう無い(´;ω;`)

職場には患部が患部だったのであまり知られたくなかったのと、
入院手術スケジュールが短かったので傷病休暇を取らず、
毎年1度取らなきゃいけない1週間の長期休暇を当てた。

 

卵巣嚢腫には開腹術と腹腔鏡手術があって、メリットデメリットはググってね。
私は戦国~江戸時代好きのハラキーリに憧れがあるので別に横一文字に跡が残る開腹術でも良かったんだけど、
医師に治りが速いからと腹腔鏡手術を勧められた渋々承諾した。
職場への早期復帰のためだ。

土曜日に入院した当日から断食し、翌日朝にさらに下剤を飲み体内をきれいにして手術を受けた。
ああいよいよお腹に風穴開けられんか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルとか考えてたのに
麻酔ってすごいのね、吸い込んだ途端に意識が遠のき、次に目覚めた時は既に術後でした。
その後1日ほどは麻酔が解けるとともに高熱や痛みに魘され、
その後3日安静にしてひたすら本を読み、

日曜日に退院して、月曜日に普通に職場に出社した。

退院する日の朝、看護師(事務方かも?)が来て、入院&手術費用の明細を渡された。
うろ覚えだけど28万くらいだったと思う。

そこで私が「実は限度額適用認定証あるんです」と伝えたら、
彼女は「えっ!」と驚きつつ、計算し直しますと認定証をもって去っていった。
限度額適用認定証を渡すタイミングがわからなかったのだ。
二度手間かけさせて申し訳なかった。

次に貰った明細は8~9万円くらいになっていた。
うろ覚えだけど10万は絶対に超えていなかった。
その明細をもらって受付に行き、その後支払いの機械で楽天カードで支払った。

この話をリライトをするために金額を確認しようとしたけど、
ネットで見られる楽天カードの明細はそんな昔まで遡れませんでした。
その年の歯科治療費2万くらいや他の診療費と合わせて10万円超えたので、
翌年の3月に初めての医療費控除の確定申告にトライし、入力に手こずりながらやりました。
確定申告の控えも引っ越す時に捨てたのでもう無いが。
確定申告で医療費控除の申請をしたのは未だにあの時の一度のみ。
歯科代とか花粉薬とか積み上げてもどうしても10万円超えない。

 

◆カネの話をまとめると
入院手術代が約100万円がサラリーマンの3割負担で30万弱になり、さらに
・高額療養費制度の限度額適用認定証で10万円未満になったのだ。
高額療養費制度なんて素晴らしい!
日本の健康保険制度なんて素晴らしいんだ!と思った。

近年(てゆーかずっと)外資系保険会社がどうにかして日本市場に参入するために
米国政府にロビー活動して日本政府に医療保険制度改革だの規制緩和だのを迫ってて、
日本政府も高齢化による社会保障の負担増、収支悪化に悩んでいるから外圧に流される方向なんだろうなぁと思いつつ、庶民の立場としてはできるだけ改悪は食い止めたいものですね。

◆カネ以外の話をまとめると
・皆さん面倒くさがらずに検診行きましょう!早期発見!
卵巣って沈黙の臓器とも言われてるらしく、卵巣嚢腫は知らない間に肥大化して、
コケたとか事故とかの弾みで破裂して激痛、緊急手術するパターンが多いらしいです。
ナニソレ超痛そう、怖い怖い怖い。早期発見できてよかったわホント(;^ω^)

・たまに検診のクリニック変えてみる
事務的にテキパキ済ますのも悪くないが経験豊富でおせっかいな医師がついでに他の病気を発見してくれるかもね、これは運。

 

◆保険全般について

前提として保険は相互扶助の精神に基づいた仕組みである。
素晴らしい仕組みだと思っているよ。
ただし、その仕組みに寄生してチューチュー吸ってる奴らが居て、
保険加入者はどこまでそれを許容するかが重要なんです。

第一に、
保険会社は営利目的の民間企業であることを忘れてはいけない!
日本で地価が最高水準の丸の内に建つピカピカの日本生命のビルを一度は見てみてほしい。
三菱地所を見に行こう~♬ではなく、日生ビルを見に行こう~♬です!
そしていわゆる生保レディの軍団の人件費に思い馳せてみてほしい。

第一生命は上場企業だし本社ビルは美術館さながらの絵画が並べられているし、
新宿の損保ジャパンの美術館にバブル期に買ったゴッホの向日葵があったっけ
なんかの展覧会があって金券ショップでチケット買って観に行った覚えがある。
海外の高名な画家の高価な絵を買う原資はどこから来ているのか?
原資は保険加入者の保険料以外に無いだろうが!

 

保険は不幸の宝くじである
という言葉がある。病気や事故や死に見舞われて初めて保険金がもらえる。
しかし何もなければ払い損である。
相互扶助の精神により自分は払い損だけどどこかの不幸な誰かが保険金をもらって助かればそれでいいわ。なんてちゃんと考えて加入している人はどれくらいいるのだろうか。
大抵はセールストークで過剰に不安を搔き立てられて自分はもらう可能性が高いと思わされているだけではないだろうか?

 

医療保険
日本の国民健康保険、協会健康保険は既にかなり手厚く、高額療養費制度という素晴らしい仕組みがある。
医療保険に入ってるから病気になっても保険金もらえるっしょ!と健康増進や病気予防を怠る。モラルハザードって言います。大学のミクロ経済学で習いました。

 

保険金がもらえる病気の段階を確認せよ。
がん保険でいうと、がんの進行度合いによって保険金が異なるし、初期ステージだともらえなかったりする。
もらえる条件はたいてい小さい字でパンフレットの目立たない位置に書かれている。 

がんにかかった時を想像すれば、たいていの人は体力的精神的な負担が軽い初期に早期発見&治療できれば、保険金がもらえなくてもハッピーなはずです。
一方がんの後期ステージまで進行していたら、保険金をもらえてもまさしく不幸の宝くじで、金もらっても各種治療に投薬に、本人は思い体力的精神的な負担を強いられ、長く苦しむことになる。
銭ゲバな家族はハッピーかもしれないが、本人は痛いし苦しいしお金より健康のありがたみを痛感するだろう。

 

・入院したら1日〇万円もらえる!
テレビの保険のCMでよく耳にするセリフですが、何日入院する気ですか?
きちんと数値で把握しましょう。
日本の医療現場はひっ迫する一方です。治療が済んで必要な経過観察期間が過ぎたらさっさと追い出されます。
入院の平均日数は年々短くなる一方です。

以前ブログ書くときに厚生労働省のホームページで統計を見ました。

病気にかかって入院したら、病気の辛さ苦しさ痛さに苛まれて、
心のどこかに、でも入院したら1日〇万円もらえる!30日で〇万円×30日や!
と思いきや、さっさと追い出されて1日〇万円はもらえなくなり延々と通院だけさせられる可能性もありますよね。
まして今はコロナ禍で病床逼迫なのは私が言うまでもない。

日本では〇〇代のなんとか病患者が〇%の確率で、だいたい何人患者がいるのか。
厚生労働省のホームページで統計データ探してみてください。きちんと数値で把握しましょう。
娯楽ネタとして叩かれがちな公務員ら、大事な統計データ出して仕事してますよ。

多くの庶民が見に行かないだけです。

例えば65万人患者がいると聞いたらその数字にビビるんじゃなくて
人口1億3千万で計算したら人口比0.5%か、じゃあ大したことねぇな。と思えるし、
自分がかからない99.5%ではなく0.5%に入る悲劇のヒロインだと思うのはなかなかに自意識過剰だと思います。

患者にしても喫煙飲酒の生活習慣とか肥満とか他の基礎疾患持ちとか、
条件は増えれば比率はもっと下がるでしょう。

生活習慣を見直して未病や予防に取り組むほうがいいです。

 

◆保険はチリツモで超高額商品
日本人が生涯で一番多くお金を払っているものが
1位:家、2位:保険と言われています。2位が保険。
車でも酒タバコでもギャンブルでも異性でもなく!
長い年月をかけて毎月毎月引き落とされる保険、
いつの間にか固定費として家計に居座っている保険!
「1日あたり〇百円」で心理ハードル下げる戦術にハマってはいけません。
勧誘されたら、払い込み終了まで合計でいくら払うことになるのか
自分で計算して、きちんと数値で把握しましょう。


◆節税効果?
保険は控除対象になるから加入することで節税になるという人たちが居ます。

では、具体的に年間何万円節約できるんですか?
きちんと数値で把握しましょう。
その節税できる何万円のために年間いくら保険料を払っているんですか?
3万円節税できるからって、月2万円年間24万円払っていたりしませんか?
ぶっちゃけ節税できる金額年間3万程度なら、他の副業や投資頑張ったほうが速いと思う。

ところで、サラリーマン節税って他にもありますけど、
全部同時にできますか?
不動産投資でわざと損を出して課税所得を減らしたり、
扶養控除や経費控除で課税所得減らしたり、ふるさと納税して美味しいものも食べたい。
そうこうしているうちに、課税所得が減らせる限界まで達してたりしませんかね?

 

これはさながら、ポイントあるしぃと思ってちょこちょこ買い物していたら、
いつの間にかポイント数×数倍の浪費をしてしまっている現象に似ている。

ポイ活でメジャーな楽天経済圏だと、色んなキャンペーンや買い回りでポイントが10倍(10%還元)になったりもするけど、
ポイント10倍に誘発されて不要不急の余計な買い物をしていないと言い切れる人はどれだけいるのか。
たまに楽天ポイントで毎月楽天でんき(5000円程度として)と楽天モバイル(3000円程度として)の支払いチャラだわ~
という人をネットで見かけるけど、ポイント10倍だとしても80000円使ってないと8000円分の還元は得られない。
すると毎月80000円使ってる?何買うんだ?家賃引き落としか?投信積み立て?

クレジットカードには年間50万円の利用で年会費無料になるタイプのものがあるけれど、私みたいな清貧生活している者からすると、逆立ちしたって50万も使えない。
買わなきゃ100%OFFを徹底していきたい。


◆中途半端なネット保険
対面営業の保険よりコストがかからない分保険料が割安になるネット保険、
躍進目覚ましかったのに、近年は伸び悩んでいるようで、
すこし前にtwitterライフネット生命の社長がなりふり構わず営業かけてましたね。

最初は既存の対面営業の高コスト商品を批判して、
共通の敵を吊し上げてそうだそうだと集まる賛同者に乗り換え営業をかける。
しかし加入者が自分で調べる癖がついてしまうとその先に離脱されてしまいます。
共済のほうがもっと安くない?とか、自分で貯金しとけばよくない?と

これは投資信託界隈でも似た現象があって、
投資アプリのTHEOとかロボアドバイザーWealthNaviとかね、手数料1%って普通に高い。
対面証券や銀行窓口で買付手数料と信託報酬2~3%台の投資信託を唯々諾々と買うような客は
このようなサービスに気付かないし、PCスマホ苦手な人は客にならない。
気付くようなマネーリテラシーが高い客はネット証券で自分で積み立て購入を設定できる。
インデックス投信に投資するとして、月1回のリバランスならさほど手間でもない。
自分で勉強して投資できで、信託報酬0.1%,0.2%でネチネチ文句を垂れる人間が
手数料約1%を払う合理的な理由はない。ない!(断言)


◆貯蓄性保険・年金保
転職活動していたときに日生グループ傘下の保険の運用ポジションを案内されたんです。
応募するなら当然その会社ホームページや事業内容を確認するじゃないですか。
商品の目論見書や運用報告書を見たら、
三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim8資産分散がそのまま入っていたんですよ。

えぇーマジかーって思いました。
それネット証券で直接eMAXIS Slim8資産分散買うほうがよくない?
保険会社経由しても余計な経費払うだけじゃん?

で、その運用者の仕事内容は何かというと、
三菱UFJ国際投信から送られてくるデータや運用報告コメントを自社の運用報告書に仕立てるだけ、
アウトソーシングしてるから運用なんて一切しない。
ファンドマネージャーとは名ばかり、ただのコピペポチポチ伝言ゲームです。
資料作成以外のスキルなんて身に付きません。投資能力も上がりません。

書類で落とされたので逆恨みで書いてますハイ。

保険の仕組みを利用することで所得控除できるんだって話なら、
前述のそもそもお前控除前の年収いくらよ?問題に戻ります。


◆外貨建て変額保険で大儲け
最近じゃ儲かりそうにもないが、
大昔に加入した外貨建て変額保険の返戻率が240%超えたという人がいる。
確かにそういうお宝保険があることは知っている。
円高&株安or高金利(=債券安)の時代に買ったのであれば、運用利回りはかなり高いはず。
そういう幸運な方は保険レディの口車にのって解約したり乗り換えしたりしてはいけない。

しかしこの場合の比較対象は日本の銀行預金や他の保険ではないのだ。
外貨建て変額保険はれっきとした海外投資なんだから、
加入した時期にインデックス型の世界株式投資信託を自分で買った場合と比較すべきなのだ。
外貨建て変額保険の返戻率が240%超えた!で喜んでいたら、
実は自分で投信を買った場合、300%になっているかもしれないのだ。
保険の運用は安全度高めが債券も入っているが、米株に全ツッパしたら500%くらいになっているかもしれないのだ(数字はテキトーです)
リスクを負うのは保険加入者なのに、差分の利益をせっせと保険会社に貢いでいたかもしれないのだ。

もちろん、ネット証券でコスト安いインデックス投信が買えるようになったのはここ10年程度の、庶民にとっての金融環境が向上した時代背景も考慮に入れるべきであるけれど、昔の高い投資信託だってせいぜい買付手数料3%+信託報酬3%程度だ。

でも儲かっただけで喜びたいのなら、余計な計算しないほうが精神衛生上いいかもしれませんねっ!

 

◆奴らは保険金支払い減らしを日夜研究している
2005年2月 生命保険では明治安田生命保険による死亡保険金の不当な不払いが、
損害保険では、金融庁による富士火災海上保険の検査にて自動車保険の特約で不適切な不払いが見つかったことが発端となり、
生保損保各社で保険金の不当不払い事案が次々と大量に発覚した。
詳しくはググって欲しいけど、当時スーツのオッサンたちがズラーと並んで謝罪会見していたのを薄っすら覚えている。

 

保険というのは、保険会社側から加入者の近況をヒアリングして、「では○○万円お支払いします」とは言ってこない。
加入者が保険の対象となる事象発生後に保険会社に支払い請求してから始まる。
保険会社には、常にできるだけ多く保険料をかき集め、できるだけ保険料を最低限しか払いたくないインセンティブが常駐している。

保険金請求の際、コールセンターではあれこれ理由をつけて支払わないのはよく聞く話であるし、
契約内容から、加入者が追加オプションでもらえる保険金があると知りながら、
加入者が言うまで言い出さない水際作戦もごく当たり前のようにやっていると聞いたこともある。
保険金「節約」に対するノルマもあるとかないとか。

保険会社が営利企業と化している現在、加入者との利益相反が常に存在することを念頭に置きたい。

 

先週から中国が少子化の一因になっている教育費の高騰を緩和するため、義務教育向け教育事業は非営利化すべしとの「意見」ペラ1枚の文書を出したことでIT教育事業の関連株が暴落していますが、

日本も保険会社は相互会社に徹し、非営利化して、上場してはいけない的な命令を出したほうがいいんじゃない?携帯料金値下げ圧力よりよほど支持率上がると思うけどwww

 


ここまで書いておいてなんですが、
私の家系はねぇ、父方は健康体の体力バカが多いんだけど、
母方の祖母は胃がんで病死、祖父は高血圧痛風で手術中に死亡💀
母の妹が存命だけど乳がん、母が心臓病のほかにも珍しい持病アリ
遺伝的には医療保険に加入したほうが良さげなのよ。

それでも私は未だに医療保険には興味すら持てないんだよね。
総資産5000万超えたら、たとえ自己負担額が3000万かかる病気にかかっても払えるので。
それ以上かかる難病なら潔く死を受け入れるさ💀
資産を残さなきゃいけない家族もないんで後憂もありません。

最近太ももがさらに肥大してぶるんぶるんしてきたのでそろそろちゃんと本気でダイエットをしなきゃいけないかなぁと考えている。
考えるだけでまだ行動してないけど、
じゃあ不健康に賭けて保険加入して病気になっていっちょ儲けてやるか!なんて微塵も思いません。
高学歴エリートなアクチュアリーという超頭いい人たちが計算して胴元になってるギャンブルに勝てるわけがありません。

 

ここまで読んでも、それでもどうしてもどうしても保険に加入したい、
不安が拭えないのよ不安で不安で震えてぶるぶるどっぐ状態で
夜も眠れないのよぉ~というタイプの人、
その気持ちは否定しません。女性に多そう。

保険料払って安心して明日も明後日も眠れるのなら、
デメリットや不利なところを把握して、加入するといいです。

でも加入するなら、冷静に順序だって考えてください。
まずおススメなのが、自分が何に対して、なぜ不安なのか、
紙に書くことです。金額を数字で把握することです。
紙に書いて整理することで冷静になれます。

紙に書くことは今すぐできるしお金も一切かかりません。

無料無料、無料万歳!案ずるより産むがやすし。

脳内でぐるぐる考えても不安は絶対に解消されません。
とにかく書け!いっそ不安に押しつぶされながら泣きながら書け。
泣いてデトックスして落ち着いたらひたすらググればいい。

 

今、資産がいくらあるか?
健康状態はどうだ?家系にかかりやすい病気はあるか?
イザという時って金額おいくら万円必要か?
頼れる実家親戚はいるか?
いないなら保険を考慮してもいいでしょう。

自分はコツコツ貯金できるタイプか?
コツコツ貯金できるタイプなら大抵の事は貯金で賄える。
有り金全部使っちゃう宵越しの銭はもたないタイプなら保険で強制貯蓄してもいいでしょう。
でも固定で保険料払う一方で生活費足りなくなってサラ金に手を出したら本末転倒です。

 

家の中に家のお金をくすねてしまう手癖が悪い家族(配偶者や子ども)はいるか?
残念ながら人間のタイプは様々です。自分でコントロールできない分野です。
銀行だと引き出されやすいから手数料払ってでも保険会社や証券会社に預けるほうが安全な場合もある。

 

保険に加入したいとなったら、保険ショップに行く前に、
以下の保険を先に検討してください。

 

・住んでいる地域の都民共済県民共済
言わずともよく知れた地域の相互扶助保険。
営利目的が薄れるので、市販の保険より保険料が安い場合が多い。

 

・職場の団体保険
これ私の職場にもあるんだが(加入は任意)、社員数多い大企業にある団体保険で、運用は大手の保険会社が行うが、
保険料の計算はその企業の社員のデータからアクチュアリーが計算し直して設計されるので、
市販の保険より保険料が安い場合が多いし、営利目的が薄れるので、返戻金も多い傾向がある。

 

・掛け捨てタイプの生命保険
妻が高給取りや福利厚生手厚い正社員でないなら、
夫に何かがあったら生計が立てられないなどの事情に合わせて、
せめて子供が大学卒業するまでの学費や生活費を賄えるくらいの保険金が出るタイプの保険を、
子供が大学卒業する歳まで掛け捨てで加入するのは合理的な選択肢だと思う。
保険金が億を超えたら、さすがに配偶者が保険金殺人を狙っていると疑ったほうがいいけど、
(2時間サスペンスドラマ観過ぎwww)
1000~2000万円くらいなら、保険料もさほど高くないだろう。

 

これらの保険は、利益率が低いから、
人件費かかった営業員がペコペコして勧誘してくることはほぼ無い。

不動産投資でも証券投資でも保険商品でも全く同じである。
客にとって有利な商品サービスはそっちからは来ない。
こっちから調べて勉強して買いに行かないといけない。
保険商品はホントに千差万別で、よくよく調べないと条件など地雷と罠がたくさんある。

 

現状私は強制加入となる職場の健康組合の保険、厚生年金保険、雇用保険以外の、

民間の保険は何ひとつ加入していません。

これは私が独身で、貯金できる性格で、投資して増やすほうが効率がいいから、

保険は不要です。自力で危「険」から人生を守り生活を「保」つことができます。

大手保険会社なんて保険料を必要以上にチューチュー吸い上げる蛭か吸血鬼くらいに思っています。日々地価が全国最高レベルの丸の内のビルを見上げてそう思います。

 

保険は人生の安心と幸福に貢献するために、

消費者が主体となって、賢く、効率的に、活用する商品でなければなりません。